『叫びと祈り』 [本]
【読了】
2011年本屋大賞第6位作品。「砂漠を走る船の道」「白い巨人」「凍れるルーシー」「叫び」「祈り」の5編からなる短編集。タイトルは最後2編ですね。
斉木という青年が様々な国で遭遇した体験の話です。殺人とかの話もあるのでなかなかハードです。「叫び」が一番悲惨ですね、精神的にも。最後「祈り」で多少は救われたのかな。
一番良かったのは最初の「砂漠を走る船の道」。内容もよかったですが、すごく文章に引き込まれる感じで、すごく読みやすかったです。それ以外は物足りないというか、くどさも感じられたかも。。
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